新型コロナウイルス危機によって、3月と4月に大量解雇が起こった後に、4カ月連続で雇用が増えたことは、表面上は良いニュースだ。しかし、ある一つの危険信号が、米国の景気回復に対する投資家の楽観論に水を差すかも知れない。
米労働省によると、先月の非農業部門就業者数は140万人増加し、エコノミストによる事前予想通りとなり、5月以降の増加数は約750万人に達した。失業率は予想以上に低下し、コロナ危機が米国経済に波及して以降初めて10%を下回った。
さて…
WEEKLY 2020年9月6日号
一時解雇が恒久的なものになりつつある
Temporary Layoffs Are Starting to Look Permanent
今後の方向性を見極めるこれまで見過ごされてきた指標とは