ハードディスクドライブ(HDD)と半導体ストレージの大手メーカーであるウエスタン・デジタル<WDC>には派手さこそないが、急成長を遂げるクラウド型ソフトウエア企業に欠けているものを持っている。それはバリュー投資家にとって魅力な株価の割安さだ。
株価は年初来で約35%下落しており、先週末の終値は37.53ドル。店舗閉鎖が広がる中、とりわけ小売店での販売が落ち込んだ。2020年度の増収率は1%にとどまり、ウォール街は2021年度に6%の減収を見込む。だが、投資…
WEEKLY 2020年9月27日号
ウエスタン・デジタルがフラッシュメモリー関連事業分離の可能性
Western Digital Could Be Worth a Whole Lot More
企業価値分析は50%超の上値余地を示唆
株価は割安、長期的に旺盛な需要が見込まれる
Justin Sullivan/Getty Images