投票が終わり、開票後の早い段階でねじれ議会になるとの見通しが強まり、規制強化や増税など大幅な改革の可能性が低下したと好感した株式相場は上昇した。大統領選ではバイデン前副大統領の当選が有力視されているが、トランプ大統領が複数の州で訴訟を起こしたことから、選挙後を見越したポートフォリオを構築する投資家には悩ましい展開となっている。
この状況では、グロース株かバリュー株のどちらだけに偏った選好をせず、不測の事態にも備えバッファー(緩衝材と…
WEEKLY 2020年11月8日号
選挙の不確実性とねじれ議会に備えるポートフォリオ
How to Position Your Portfolio for Uncertainty and Gridlock
カギはヘッジと収益性の「バランス」