昨年のハロウィーン以降で、株式市場が先週ほど動揺したことはなかった。
先週の主要株価指数を見ると、ダウ工業株30種平均は0.9%下落して3万814ドル26セントとなり、ナスダック総合指数は1.5%安の1万2998.50で引けた。S&P500指数は1.5%の下落で3768.25となったが、これは週間ベースではハロウィーン直前の10月30日に終了した週以来の最大の下落だった。その時は5.6%の下落だったが、同指数の下落率が週間で1%を超えたのはその時以来であり、ここまで平静を装って…
WEEKLY 2021年1月17日号
株式市場はヒヤリとしたが、次に来るのは何か
Fear Comes to the Stock Market. What Comes Next.
景気回復で金利が上昇すれば、物色対象の転換につながる