2020年は、公衆衛生の危機、国内総生産(GDP)の大幅な落ち込み、社会不安の蔓延(まんえん)が印象に残る年だった。危機が次々に発生し、個人と組織は良識を問われた。そんな中、米国企業は進歩を見せた。
ノーベル経済学賞を受賞したミルトン・フリードマンは、かつて「企業の唯一の社会的責任は、利益を増加させることである」と述べた。それから50年を経て、企業はこの考えを捨てつつある。バンク・オブ・アメリカのストラテジストであるサビタ・スブラマニアン氏は…
WEEKLY 2021年2月14日号
米国で最もサステナブルな企業の上位100社
The 100 Most Sustainable Companies
企業はステークホルダー重視に転換