新たな巨大企業が、クラウドコンピューティング業界で実力のほどを見せ始めている。かの有名な法人向けソフトウエア大手オラクル<ORCL>である。1977年設立の同社は、共同創業者のラリー・エリソン氏の下で、積極的な営業部門と苛烈な競争姿勢で知られる企業となった。このアプローチは長年にわたり功を奏していたが、最近の業績は低迷している。
しかし、この状況は変わりそうだ。オラクルは、約10年前に似た立場にあったマイクロソフト<MSFT>と同様に、クラウドコ…
WEEKLY 2021年2月21日号
クラウドの巨人へ変わるオラクル
Oracle Is Turning Into a Cloud Giant. Why Its Stock Is a Buy
「買い」の理由とは