「工業、農業、林業、治水を総合開発することで、国と多くの州にとって素晴らしい機会となるだろう、そして、この事業はこれから生まれ来る何百万人もの人々により良い生活を約束するだろう」。1933年、テネシー川流域開発公社(TVA)についてのF.ルーズベルト元大統領の言葉を引用しつつ、本誌は懐疑的であった。
バイデン大統領が1兆9000億ドルのコロナ救済法案を議会通過させた後にインフラに目を転じれば、右派議員の多くが同じように批判するだろう。「環境から人…
WEEKLY 2021年2月21日号
公共事業と支出への批判は米国の象徴
Infrastructure Projects Are as American as Complaints About Their Costs
党を超えた大規模インフラ政策の歴史
民主党フランクリン・ルーズベルト元大統領によるテネシー川流域開発公社
Alfred T. Palmer/Library of Congress