よく分からない相場の一週間だった。
表面上は何もなかったかのような1週間だった。主要株価指数を見ると、ダウ工業株30種平均(NYダウ)は0.5%安の3万4207ドル84セント、S&P500指数が0.4%安の4155.86となった。一方、ナスダック総合指数は0.3%高の1万3470.99で引けた。米10年物国債利回りもわずかに0.01%ポイント低下しただけで1.629%となり、小型株のラッセル2000指数は0.4%安の2215.27で週末を迎えた。
あえて結論のようなことを書くのであれば、景気敏感株…
WEEKLY 2021年5月23日号
どっち付かずの市場をどう考えるか
What to Make of the Market’s Messy Week
景気敏感株に傾けるとしてもS&P500指数ではそのウエートが低い