最近、中国への投資は例年以上につかみどころのないものになっており、投資する価値があるか疑問に思う投資家もいるだろう。確かに短期的に投資価値を見いだすことは簡単ではないが、今後数カ月のボラティリティーは、長期的な視野に立つ投資家にとっては割安株を見いだす機会をもたらす可能性がある。
中国の規制当局は、昨年秋にアリババ集団傘下の金融会社アント・グループに新規株式公開(IPO)を断念させて以来、国内の大手インターネット企業を標的にしてきた。7…
WEEKLY 2021年7月11日号
中国株に割安感、何を注視すべきか
Some Chinese Stocks Are Starting to Look Like Bargains. Where to Look
規制強化の中、投資見極めを
中国規制当局の動向が株価のボラティリティーを高める
Nicolas Asfouri/AFP/Getty Images