かつてフォークグループのママス&パパスは、「月曜日なんて信じられない」と歌っていた。まさに、先週の月曜日の株式市場に当てはまる歌詞だ。
19日にダウ工業株30種平均(NYダウ)が2.1%急落して一週間が始まったが、そのまま下落が続いていれば、新型コロナウイルスのデルタ変異株のまん延が株式市場の下落材料になると投資家が判断した、と思うところだった。
しかし売りの動きは止まり、NYダウは前週末から1.1%上昇し、3万5061ドル55セントと初めて3万5000ド…
WEEKLY 2021年7月25日号
NYダウ、初の3万5000ドル台乗せ
The Dow Just Hit 35,000. Why Monday’s Selloff Didn’t Prove Fatal.
急落が致命的でなかった理由