先週、大手ハイテク企業のアップル<AAPL>、マイクロソフト<MSFT>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、アルファベット<GOOGL>、フェイスブック<FB>が四半期決算を発表した。5社全体では、合計売上高が前年同期比36%増加して3320億ドルとなるなど、驚異的な内容だった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)下で5社は大もうけしたのである。
だが、投資家は冷めていた。先週、アルファベットの株価は1.3%上昇したが、他の4社は下落した。最悪だった…
WEEKLY 2021年8月1日号
大手ハイテク企業の絶好調な決算がこれ以上続かないと思われる理由
Big Tech Earnings Sparkled—Now the Shine May Be Fading
経済再開を背景に電子商取引の成長が急減速、半導体不足と規制強化も足かせ
四半期決算は絶好調だったが投資家は反応しなかった
Krisztian Bocsi/Bloomberg