経済回復に向けた「さらに大きな前進」の具体的な中身は、何だろうか。ざっと100万人の7月の就業者数の増加は、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策の正常化を開始するための基準に見合うようだ。
米労働省が6日に発表した7月の非農業部門就業者数は前月比94万3000人増加し、市場予想の平均である87万人を上回った。労働省は5~6月の就業者数についても、合計11万9000人の上方修正を行った。労働市場に参加し仕事に就く人が増加したという理由で、失業率は0.5ポイン…
WEEKLY 2021年8月8日号
雇用改善、FRBによる金融政策正常化のお膳立てに
Good News on Jobs Could Set the Stage for Normal Fed Policy.
資産買い入れを縮小する可能性