医療・ヘルスケア企業のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)<JNJ>は、消費者向け部門を別会社として分離し、医薬品と医療機器を残すが、それでも世界最大のヘルスケア企業にとどまり続けると述べた。同社の株価は、12日朝の時間外取引では前日比4.3%高の170ドルまで上昇したが、結果的には165.01ドルで引けた。投資家は会社分割に飛び付くべきではないことを、歴史は示している。
J&Jは、自社のスリム化において、消費者向け部門の分離という製薬大手のファイザー…
WEEKLY 2021年11月14日号
ジョンソン・エンド・ジョンソンの会社分割は奏効するか
Will Johnson & Johnson’s Split Pay Off?
先例はあまり成功していない