スイスの電子部品メーカーであるTEコネクティビティ<TEL>は、知名度こそ低いが、指標銘柄である。同社の決算からは、半導体不足が解消されるにつれて、製造業と自動車業界が回復傾向にあることが分かる。
同社は、自動車から医療機器まで、さまざまな電子機器に搭載されるセンサーやコネクターを製造している。1月26日に四半期決算を発表し、1株当たり利益(EPS)1ドル72セント、一時費用調整後EPSは1ドル76セントを計上した。これは前年同期比20%増で、アナリストに…
サプライチェーンやインフレなど、依然として逆風も
Illustration by Elias Stein