2000年代初め、製薬大手ファイザー<PFE>は買収を通じて、ドラッグストアに並ぶほぼ全ての製品を取り扱うようになった。過去20年にわたり、同社はこれらの事業を着実に売却してきた。直近12カ月では、同社最後の消費者ブランドの売却と特許切れ医薬品部門のスピンオフを発表した。同社は数十年続いたビジネスモデルを捨てて、自社で開発または買収できる新薬からほとんどの収入を得ることになる。
戦略の移行は、焦点の絞り込みによって成長を加速させる基盤を築くが、…
WEEKLY 2019年11月24日号
新たな戦略
A New Strategy Makes Pfizer Worth Another Look
バイオ医薬品専業企業への転換によって変われるか