消費者物価指数(CPI)が40年振りの高い伸びとなったことで、ウォール街は警鐘を鳴らし、投資家は米連邦準備制度理事会(FRB)が3月の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利上げに踏み切る、あるいはFOMCより前に利上げに動くかもしれないとの確信を強めている。しかし、そこから先の予測はさらに難しくなっている。
1月のCPIは、消費者が既に感じていたことを確認するものだった。物価は経済全体で上昇し、そのスピードは速く、CPIの上昇率は前年同月比で12月の7%か…
WEEKLY 2022年2月13日号
3月の利上げ後を見通す方法
A Half-Point Fed Rate Hike Now Seems Probable. What’s Next.
FRBは3月に0.5%利上げへ