先週は、市場が戦争を心配するのをやめ、受け入れようとした1週間として記憶されるかもしれない。
ただし主要株価指数を見ると、そうは思えないかもしれない。先週、S&P500指数は2.9%安の4204.31となり、ダウ工業株30種平均は2.0%安の3万2944ドル19セントで引けた。ナスダック総合指数は3.5%下落して1万2843.81となり、小型株のラッセル2000指数は1.1%安の1979.67で週末を迎えた。
市場には多くの懸念材料があった。ロシアはウクライナとの戦争を終わらせる気配…
WEEKLY 2022年3月13日号
ロシアとFRB、どちらも懸念すべき
The Fed or Russia? The Stock Market Should Worry About Both.
市場が落ち着く方向にあるとの見方も