米連邦準備制度理事会(FRB)はインフレとの戦いに関して厳しい発言をしており、株式市場はそれを好意的に受け止めている。しかし、パウエル議長が率いるFRBが言葉通りに実行したとしても、株式市場がそれほど落ち着くことは期待しない方がよい。
主要株価指数を見ると、S&P500指数は週間ベースで2週連続の上昇となり、1.8%高の4543.06で引けた。ナスダック総合株価指数は2.0%高の1万4169.30で取引を終えた。ダウ工業株30種平均は0.3%高とほぼ横ばいで週を終え、終値…
WEEKLY 2022年3月27日号
株式市場は戦争もインフレも金融政策も気にせず
Stocks Shrug Off War, Inflation, and the Fed, but for How Long?
債券市場の動きに逆行して株式市場は上昇