自社株買いは資本配分戦略として多くの米企業に人気があったが、年初から好調に推移した後、やや勢いを失いつつあることを示す兆候がある。
ビーオブエー・セキュリティーズの株式・計量ストラテジスト、ジル・ケアリー・ホール氏は5日の調査ノートで、S&P500指数構成企業の第1四半期の自社株買い発表額が時価総額に占める割合は0.4%と、新型コロナウイルス流行前の5年間の平均0.8%の半分にとどまったと指摘した。
ホール氏は本誌に対し、「2022年は自社株買いよ…
自社株買い鈍化の兆し
Bye, Buybacks? No, but Signs Show Some Companies Shifting Focus Away From Them.
停止表明のスタバは急落