2022年第1四半期を振り返ったとき、ほとんどのファンド投資家は、その成果を好ましく思わないだろう。
ロシアのウクライナ侵攻は、世界のサプライチェーンと金融システムを混乱させ、世界中の株式相場を暴落させた。新興国市場は、米国証券取引所からの上場廃止の可能性に直面している中国株の急落に引きずられ、昨年からの下落を続けた。上場投資信託(ETF)のiシェアーズMSCIエマージング・マーケットETF<EEM>は3月31日までに7.6%下落し、パフォーマンスは先進国市…
WEEKLY 2022年4月10日号
債券ファンド投資家にとって明るい材料が少なく、ここ数年で最悪の四半期
The Worst Quarter in Years for Bond Fund Investors Had Few Bright Corners
コモディティーファンドを除き、さえない第1四半期のファンド運用
大企業や割安なバリュー株は軟調な株式ファンドの中でやや持ちこたえていた
Qilai Shen/Bloomberg