景気は底堅いように見え、インフレは減速している。この組み合わせはS&P500指数が20%下落した厳しい上期の後、下期は堅調になることを意味している可能性がある。
8日に公表された6月の雇用統計は、株価上昇シナリオをある程度支える内容だった。非農業部門就業者数はコンセンサス予想の前月比25万人増に対して37万2000人の増加となる一方、平均時給は5月の前年同月比5.3%の上昇に対し、5.1%の上昇だった。失業率は3.6%と横ばいで推移した。
米連邦準備制度理事…
WEEKLY 2022年7月10日号
株価、見通し明るい
Stocks’ Outlook Brightens on Good Jobs News and Lower Commodity Prices
雇用は堅調、コモディティー値下がり