先週の株式市場が大きく上昇したのは、米連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派的姿勢がピークに達したとの見方に投資家が賭けたからだ。だが、これは希望的観測になりそうだ。
先週の主要株価指数の動きを見ると、ダウ工業株30種平均は3.0%高の3万2845ドル13セントとなり、S&P500指数は4.3%高の4130.29で取引を終了した。ナスダック総合指数は4.7%の急騰を演じて1万2390.69で引けた。先週末の取引で7月が終わったが、3指数とも2020年以降で最も上昇した月となった。小…
WEEKLY 2022年7月31日号
好調だった7月、警戒すべき8月
The Stock Market Had a Great July, But August Could Be Tougher.
市場は過度に楽観的か