強気相場のように見え、強気相場のように動いているならば、おそらく強気相場なのだろう。もちろん「強気相場でないことが確かな限りは」という注が付き、強気相場だと考えることが間違いとなる可能性はまだ多くある。
最近になって、楽観的になれることが増えてきた。過去数十年で最悪の上半期となったS&P500指数は、先週の1.2%の下落を含めても6月中旬の安値から15%上昇しており、4228.48で週を終えた。ナスダック総合指数は過去2カ月で20%上昇して新たな強気相場…
WEEKLY 2022年8月21日号
まだ強気派が優勢に見えるが、ほころびが見えつつある
The Bulls Still Own This Market. But Cracks Are String to Show.
好材料は全て織り込まれ、季節的にも注意が必要