記録的な売りとなった債券の暴落は底打ちした可能性があり、利回りは魅力的な水準に戻りつつある。
現在、2年国債の利回りは2007年以来の水準の4.1%。大手通信会社のAT&T<T>や大手銀行バンク・オブ・アメリカ<BAC>などが発行する投資適格社債の利回りは5%を超える。さらにリスクの幅を広げれば、優良企業の固定配当優先株式は7%の利回りである。
確かに、この1年はインカム市場全体にとって恐怖の年だった。ドイツ銀行が指摘するように、世界的な債券市場がこ…
WEEKLY 2022年10月2日号
魅力的になり始めた債券利回り。今買うべきは?
Bond Yields Are Finally Looking Attractive. What to Buy Now.
底を打ったかにみえる債券市場。求められるのは多角的投資