数年前、各国の中央銀行はビットコインやその他の暗号資産(仮想通貨)を、世界の通貨制度にほとんど影響のない小規模の無害なバブルであるとみていた。しかし、その後、突如として暗号資産は脅威に変わり、時価総額は3兆ドルに膨れ上がった。その中には、非公開市場で発行される、価値が他の資産(ドルなどの法定通貨が多い)と連動するように設計されたステーブルコインなど、新種の暗号資産も含まれる。
ステーブルコインの脅威が大きな刺激となり、今では米連邦準備…
WEEKLY 2022年10月30日号
各国中銀、デジタル通貨検討に本腰
Big Tech’s New Pitch: Digital Government Currencies
売り込みを図るハイテク大手