インフレ率はようやく投資家が期待していたような数値となり、今後2年間は分割政府(政権と議会の支配政党が異なること)が続きそうな状況にもなった。これを受けて、株式市場は週間上昇率が6月以降で最も大きくなった。11日にはS&P500指数が過去2カ月で一度も達することのなかった4000の節目を一時的に上回った。
先週の主要株価指数を見ると、S&P500指数は5.9%上昇して3992.93で引けた。ダウ工業株30種平均は4.1%高の3万3747ドル86セントで引け、ナスダック総合指数…
WEEKLY 2022年11月13日号
インフレ率の発表を受けて株価は2020年のような上昇
An Inflation Reading Sends Stocks Soaring as if It Were 2020
今回の発表だけで上昇が続くかどうかは疑問