ケーブルテレビのチャーター・コミュニケーションズ<CHTR>が13日に開いた投資家説明会で、通信セクターに激震が走った。今後数年間でネットワークに数十億ドル追加投資すると表明したが、その見返りは不透明だった。
これは2023年のワイヤレスと有線ケーブル業界の綱引きを象徴する動きだ。キャッシュフローの足かせになりかねない高速大容量規格「5G」などに投資する企業と、従来型のディフェンシブな企業の構図とも言える。
チャーター株は翌14日に16%下落し、…
チャーター・コミュニケーションズの多額投資で激震
David Paul Morris/Bloomberg