先週の株式市場はクリスマス前の薄商いの中、相反する経済指標に翻弄され、足踏み状態となった。投資家は2023年の見通しに混乱したままだ。
良いニュースも悪いニュースも、悪いニュースとして解釈されがちな状況となっている。ヤルデニ・リサーチの社長であるエドワード・ヤルデニ氏は、「強気派は勝てない。経済指標が強過ぎれば、米連邦準備制度理事会(FRB)は景気後退が起こるまで引き締めるしかないと解釈され、弱い経済指標であれば、不況がより早く来ると解釈さ…
WEEKLY 2022年12月25日号
経済指標は強弱入りまじり、2023年に向かって不透明な状況が続く
Stocks Limp Toward 2023 as the Data Show Few Signs of a Clear Direction
年末相場が堅調でも本格的な上昇に至る道筋は険しい