数十年ぶりの高いインフレ率は2022年の市場における話題の中心だったが、2023年はそうならないだろう。ディスインフレ、もしくは一部ではデフレの影が株式にとって最大のリスクとなりつつあり、投資家は物価の下落に備えたポートフォリオのあり方を考えなければならなくなりそうだ。
先週発表された12月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比で6.5%上昇したが、上昇ペースは6カ月連続の減速となり、投資家にとって好材料となった。先週の主要株価指数の動きを見るとS&…
WEEKLY 2023年1月15日号
株式市場にとってインフレ率低下が問題となる理由
Why Falling Inflation Is a Problem for the Stock Market
利益率を圧迫する可能性