過去15年間の大部分で、債券利回りは低水準にとどまっていた。米連邦準備制度理事会(FRB)や他国・地域の中央銀行が低金利を維持したことがその主な要因だ。
これは利回りを求めなければならない債券投資家にとっては良くないことだが、配当が付く多くの銘柄にとっては、競争が激しくなかったという点で朗報だった。
しかし、状況は変わった。
FRBはインフレ抑制に向けて、2022年に7回の利上げを実施した。来週には0.25%の追加利上げが予想されている。
米10…
S&P500指数銘柄、2022年は11%近い増配
David Paul Morris/Bloomberg