フィデリティ・インベストメンツでグローバル・マクロ担当ディレクターを務めるジュリアン・ティマー氏は自身を、市場がどこへ向かっているかの感覚を得るために過去と現在の経済トレンドの点をつなぐ語り部であるとみなしている。現在の株価は1年前よりも大幅に安いが、米国の投資家が経済と企業利益の見通しに対して楽観的過ぎるのではないかと懸念している。また、今年は海外株式がアウトパフォームし、インフレと金利が正常な水準へ戻るにつれて債券が投資家に報いるこ…