投資家なら「5月に売り逃げろ」という格言を聞いたことがあるはずだが、今年は、3月の売りを検討してもいいかもしれない。
5月の格言は市場の季節性からきている。過去の状況を見ると、投資家は秋と冬に年間リターンの約75%を実現させている。その理由はさまざまだが、おそらく投資家はこの時期に、次の年がどうなるかという情報をあまり持っていないにもかかわらず、次の年を見据えるようになるからだろう。あるいは、単に暖かい季節を楽しんでいるのかもしれない。
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WEEKLY 2023年2月19日号
ボックス相場に先駆けて3月に売り逃げる
Sell in March and Go Away? Getting Ahead of a Sideways Market.
底堅い景気としつこいインフレで市場は大きく動かない見通し