大手企業の決算は数社残っているが、S&P500企業の80%が決算を終えた。このまま行くと、同指数の2022年第4四半期の1株当たり利益(EPS)は2.2%減となり、2020年第3四半期以降で四半期としては初の減益となる。だがサプライズではない。利益率の低下はここ数四半期で明らかだったし、多くの企業は利益について警告を出していた。
驚きだったのは利益予想の引き下げが即座に行われたことだ。クレディ・スイスのチーフUSエクイティ・ストラテジストのジョナサン・ゴルブ氏…
WEEKLY 2023年2月19日号
今週の予定
As Earnings Season Ends, Stocks Get Marked Down.
決算シーズンが終わりに近づき、株価は下落。だが景気後退ではない。