2019年のコモディティー相場高騰に乗り遅れた、銀や白金など工業用金属に今後数年、注目が集まる可能性がある。
コモディティー24種で構成するS&P商品指数(トータル・リターン)は年初から12月中旬までに17%近く上昇。これに対し、工業用金属指数は約2%の上昇にとどまった。鉄鋼のコーティングなどに使われる亜鉛に至ってはマイナスだ。
TIAAバンクの国際市場部門社長のクリス・ギャフニー氏は、工業用金属が取り残されたのは「投資家が世界経済の成長について引…
出遅れの銀、白金に注目
Silver, Platinum Missed Much of the Commodities Rally. Prices May Catch Up in 2020
工業用金属指数、19年はわずか2%の上昇