しばらくの間、2023年の株式市場の最も可能性の高いシナリオとされていたのはボックス圏での取引だったが、現時点ではもっと悪いシナリオが進みつつあるようだ。
ただし、先週の主要株価指数にはそうした雰囲気は見られなかった。ダウ工業株30種平均は週間で1.2%高の3万2237ドル53セントとなり、S&P500指数は1.4%高の3970.99で引けた。ナスダック総合指数は1.7%高の1万1823.96となったが、3指数とも、22日に米連邦準備制度理事会(FRB)が0.25%の利上げを決定した後…
WEEKLY 2023年3月26日号
株式市場にはまだ底割れのリスク
The Floor Could Still Fall Out of This Stock Market
上昇するリスクは低く、一貫して慎重な投資姿勢を