S&P500指数は、節目となる4200をわずかに下回る水準まで反発している。この辺りでは、株式市場の先行きが不透明になる傾向があり、同指数がこの水準を超えて大幅に上昇するためには、幾つかの要因が有利に展開する必要がある。
同指数は、銀行の経営不安の影響で3月に付けた安値から約8%反発している。当初この上昇の原動力となったのは、銀行預金の流出が落ち着いたことだった。それによって、経済に大きな打撃が及ぶかもしれないという懸念が緩和された。
加えて…
S&P500指数の上昇、頭打ちとなる公算大
The S&P 500 Is Flirting With 4200, Again. How to Know If This Rally Is Real.
利上げを要しない堅調な経済状況が一段高の条件