ウォール街は困難の時代から混迷の時代へ移行した。投資家は米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に金利を引き下げると予想しているが、FRB幹部はその予定にはほど遠いことを示唆している。エコノミストは景気後退を予測しているが、失業率は過去最低水準にとどまっている。また、企業が不況を警告しているにもかかわらず、アナリストは2023年が過去最高益の年になると予想している。
トレーディングが低調で、投資家が確信を持てないのも無理はない。彼らの不安は本誌の…
WEEKLY 2023年4月23日号
ビッグマネー調査:株式市場の強気派は少数
Fewer Money Managers Are Bullish on the Stock Market Now: Barron’s Poll.
今後12カ月は株式より債券-景気後退が最大の市場リスク