エコノミストは2022年の大半の期間にわたって、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制を目的にした金融引き締めの実施を待ち過ぎたと非難した。9回の利上げを経てエコノミストからは、FRBが利上げを休止するタイミングであり、利上げを継続すればその結果は深刻になる可能性があるという意見が増しており、独立系経済コンサルタントのクラウディア・サーム氏もその一人だ。
サーム氏は、FRBで十数年を過ごした後、議会が新型コロナウイルスへの対応策を立案する際…
WEEKLY 2023年4月23日号
リセッション、利上げ、インフレについて
A Top Economist on Recession, the Fed’s Rate Hikes, and Inflation.
コンサルタントのサーム氏に聞く