まだ強気になる時期ではないが、それでもその時期は近づいている。

今のところ、市場は息を潜めているように見える。先週の主要株価指数を見ると、ダウ工業株30種平均は1.1％下落して3万3300ドル62セントとなり、ナスダック総合指数は0.40％高の1万2284.74で引けた。S&P500指数は0.3％安の4124.08となったが、こうした1％未満の動きは6週連続だ。まるで、どちらか一方に相場が動くことを投資家が待ち受けているかのようだ。

そして、先週発表された一連のインフレ指…