2022年の夏は、暗号資産(仮想通貨)業界が自傷行為に見舞われた季節だった。この夏の業界の運命は裁判所が握っている。
暗号資産取引所を運営するコインベース・グローバル<COIN>は昨年7月、米証券取引委員会(SEC)に対し、暗号資産に関する規制を制定するよう要請した。SECは5月15日、規制制定を急ぐ考えはないとする意見書を裁判所に提出した。
この案件は、ビットコインの世界最大のファンドであるグレースケール・ビットコイン・トラスト<GBTC>(運用資産1…
暗号資産:今夏の三つの係争に注目
Three Court Battles This Summer That Could Determine Crypto’s Future
有価証券か「別物」なのか