株式市場は年初から不安の壁を登り、強気相場に近づいている。楽しいのはこれからだ。
2023年初め、懐疑派は、昨年10月の底値からの「ベアマーケットラリー(弱気相場の反発)」の勢いが衰えたことで、株価が下落すると予想していた。米連邦準備制度理事会(FRB)は金利を急速に引き上げ、あらゆる企業の資本コストが上昇した。景気は減速し、もはやリセッション(景気後退)は時間の問題だった。企業業績は不振で、株価は一握りの大手ハイテク株を除き低迷していた。
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WEEKLY 2023年6月11日号
強気相場が続くと考えられる理由
Forget the Naysayers. Why the Market Can Keep Climbing
弱気派を気にしなくてよい理由とは