S&P500指数は直近の安値から20%超の上昇となって強気相場入りし、ボラティリティーは非常に低く、最近の数カ月よりも上昇銘柄数が多くなっている。投資家を心配させるようなことは何も起こっていないに違いない。そうだろうか。
明らかにそのようだ。先週の主要株価指数を見ると、S&P500指数は0.4%高の4298.86となり、ダウ工業株30種平均は0.3%高の3万3876ドル78セントで引けた。ナスダック総合指数は0.1%上昇して1万3259.14となり、小型株のラッセル2000指数は1.9…
WEEKLY 2023年6月11日号
心配の壁がなくなって株式市場は上昇
Market Gains as Wall of Worry Crumbles. What Happens Next.
消費者物価指数の発表とFOMCが目先のハードル