今年の株式市場は上昇することで投資家を混乱させ、いら立たせ、困惑させてきた。そのため、主要3指数がすべて下落した先週は「だから言っただろう」という声が飛び交った。しかし、これは終わりの始まりではない。株価はまだ十分にバブル状態になっていないからだ。

先週、ダウ工業株30種平均は1.7％安の3万3727ドル43セントで引けた。ナスダック総合指数は1.4％安の1万3492.52となり、週間ベースで8週間続いた連騰が止まった。S&P500指数は1.4％下落して4348.33となっ…