今年初めの時点で、レストラン向けの事業用ソフトを手掛ける新興のフィンテック企業として注目を集めていたトースト社。新型コロナウイルスの影響で潮目が変わりつつある。主要顧客であるレストランからの収入が減少し、従業員の解雇も余儀なくされた。しかし、同社は新型コロナによる景気低迷が過ぎ去るのを待つ構えで、身売り先を探すことはないとみられる。
今週、トーストは従業員の半数を解雇した。社員数は2月の時点で3000人に達していた。同社の最高経営責任者…
米新興企業のトースト、従業員の半数を解雇
Toast Has Slashed Its Staff. Don’t Expect It to Seek a Buyer.
新型コロナでレストランからの収入急減
順調だった資金調達
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