weekly magazine

WEEKLYマガジン 2020年9月20日号

デジタル決済の未来

How to Profit From the Digital-Payment Future

注目銘柄を紹介

エヌビディアによるアーム買収はリスクがあるが非常に賢明

Nvidia’s Deal for Arm Is Risky-and Quite Smart

エヌビディアがインテルを抜き半導体業界の主役になるには

パンデミックでラテン系米国人の成功物語に暗雲

How the Pandemic Is Pressuring the Latino Success Story

ラテン系米国人はコロナ禍で不均衡に大きな悪影響を被る

割安銘柄を探すなら欧州と日本に注目

Hunting for Stock Market Bargains? It’s Time to Head to Europe and Japan

注目すべき5銘柄と、3本のETF

次に来る危機の性質とその危機が必要な理由

What the Next Global Crisis Could Look Like— and Why We Need It

ユーラシア・グループ設立者イアン・ブレマー氏が語る次なる危機

今年30%超の運用成績を上げる株式ファンドの運用手法とは

This Stock Fund Has Soared More Than 30% This Year. Here’s How

長期予想に基づく個別銘柄選定を堅持

ハイテク株の上昇が止まり、物色対象交替の動きが強まる

The Tech Boom Is Slowing. A Sector Rotation Is Picking Up Steam.

景気敏感の小型株や、欧州株・日本株が有望か

歴史的に見てイベントが起きやすい期間に突入

The Financial Markets Enter Their Most Treacherous Season

大統領選をめぐりボラティリティ上昇、ユダヤ教の大祭日期間中は株価下落の傾向

米FRB、大幅な政策変更で「パンチボウルは片付けない」と表明

The Fed, in a Big Policy Shift, Said It Won’t Pull the Punch Bowl

従来の予防的アプローチから新しい枠組みへ

今週の予定

Malone at Bat: Will He Use the Mets Deal to Boost the Braves’ Value?

マローン氏、メッツ売却を利用して、ブレーブスの価値を上げる作戦に出るか?

読みどころ

マーケット概況
主要株価3指数は、先週より小幅となったものの、引き続き下落。週間でナスダック総合指数、S&P500指数はともに0.6%安、ダウ工業株30種平均は0.03%安となり、調整相場の様相を呈している。新型コロナワクチン供給時期についての情報の錯綜(さくそう)、追加経済対策をめぐる不透明感に加え、米中関係悪化の懸念も投資家心理を圧迫したとみられている。

1番「カバーストーリー」はデジタル決済だ。新型コロナウイルスによって生活習慣が変わり、現金離れが加速している。以前から現金決済を毛嫌いしていたミレニアル世代(24歳~31歳)だけでなく、若年層に比べて取引額と購買力が非常に大きい何百万人ものシニア世代も、外出できなくなった結果、キャッシュレスな決済手段を初めて使い始めている。記事では①デジタル決済銘柄としてペイパル・ホールディングス<PYPL>やスクエア<SQ>、②クレジットカードではビザ<V>とマスターカード<MA>、そして③決算処理会社としてフィデリティ・ナショナル・インフォメーション・サービシズ<FIS>とグローバル・ペイメンツ<GPN>を取り上げている。投資のいかんにかかわらず、金融関係者は必読。

2番テクノロジーは、「エヌビディアによるアーム買収はリスクがあるが非常に賢明」との記事。先週月曜日に発表されたエヌビディアによるアームの買収は、買収完了まで約18カ月も要することや、アームの中立性が脅かされる可能性などのリスクはあるが、買収が成功すれば、エヌビディアは世界一の半導体企業になる可能性があると指摘。

3番「フィーチャー」は、ラテン系米国人がコロナ禍の経済的な影響を大きく受けているという話題だ。米国全体の人口増加が鈍化する中でラテン系米国人の人口は着実に増加しており、人口に占める割合は1970年の5%から今や18.5%に達している。約6000万人いるラテン系米国人だが、仮にラテン系米国人だけの国だとするとその経済規模は2兆3000億ドルで世界第8位に相当する。一方で彼らの置かれた逆境にも目を向けている。

4番「フィーチャー」は、今後の有望な投資先として欧州と日本の株式に焦点を当てている。銘柄はドイツでオンライン会議ソフトを提供するチームビューワー<TMV.ドイツ>、イタリアの高級自動車メーカーのフェラーリ<RACE>、日本の自転車部品メーカーのシマノ<7309>など。

5番「インタビュー」は、ユーラシア・グループ設立者、イアン・ブレマー氏へのインタビューだ。地政学リスクに関する予測で同氏の右に出る者はいないが、同氏が今年1月に2020年の重要リスクとして挙げた米大統領選挙の不正疑惑、中国と米国のテクノロジーにおける分断や香港をめぐる衝突などは、実際にその通りとなっている。

8番コラムでは、来週が歴史的に見てイベントが起こりやすい期間に突入することを取り上げている。それらは大統領選挙をめぐる懸念であり、ユダヤ教の大祭期間中もその一つだ。そして9月22日が特に要注意だという。この日は北半球の「秋分の日」と重なることが多く、特に為替市場で大きな変動が起こりやすい。それ以外にも数々の波乱がこの時期に起きている。さて今年は?
【編集人】川田 重信
大和證券入社後1986年から米国株式を中心に外国株式の営業活動に従事。ペインウェバー(現UBS)証券を経て2000年にエグゼトラストを設立。神戸大学経営学部卒業 米国ロチェスター大学MBA。

2020年11月29日号の読みどころ

2020年11月22日号の読みどころ

ランキング

ranking
  1. Tesla Is About to Upend This Sector. What Investors Should Do Now.
  2. The ‘Don’t Worry, Be Happy’ Stock Market
  3. Apple’s New MacBooks Have Delighted Critics.
  4. Tesla Storms the S&P500. Here’s the Bull Case.
  5. Joe Biden Wants to Change Tax Policy. Here’s What He Might Accomplish
  6. The S&P 500 Could Jump 20% Next Year. Three Strategists Explain Why.
  7. Will Past Be Prologue for Yellen at Treasury?
  8. Ford Can Be Fixed. Why Its Stock Could Double
  9. Companies That Fail to Measure Impact Will Be Left Behind, This Investor Warns
  10. Big Names Line Up for IPOs as 2020 Draws to a Close