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WEEKLYマガジン 2020年12月6日号

コロナ後の世界が直面する最大の課題と機会

The Biggest Challenges and Opportunities Facing the World

投資家、エコノミスト、学者へのインタビュー

ハワード・マークス氏に聞く、投資機会とリスク

Howard Marks Outlines Investment Opportunities, Risks

割安な投資対象はなく、現在は買い時ではない

カーニョルタンブール氏、最大の投資機会は中国

The Biggest Investment Opportunity for Americans Is China

ブリッジウォーター幹部が語るコロナ後の視点

上場間近のエアビー株は「買い」

Airbnb’s IPO Will Be Hot. Its Stock Will Be Worth the Price.

投資家は2021年以降の旅行需要回復を見据える

女性が自身の生涯資金設計で主導権を握るには

How Women Can Take Control of Their Financial Lives

教育と女性ファイナンシャルアドバイザーのさらなる進出がカギ

ブラックロックになお上値余地

BlackRock’s Bull Run Isn’t Over Yet

資産規模拡大とサステナブル投資に注目

経済再開に対する楽観論から史上最高値を更新

Stocks Hit New Highs as Reopening Euphoria Rages On. Can It Last?

足元を見ずに経済再開後を織り込む上昇相場と物色動向

パフォーマンスの良いアクティブETFはどれか

Active ETFs Did Not Have a Good Year - Except for These

大半は低調、一握りのファンドが光る

ドアダッシュの株価がIPO後に下落すると考えられる理由

DoorDash Has Been a Covid Winner. Why Its IPO Might Not Be.

新型コロナによる追い風は長くは続かない

今週の予定

A Plunge and a Recovery Drives a Top-Performing Year in Convertibles

2020年は転換社債が好成績

読みどころ

2020年12月6日
先週の主要株価3指数は金曜日にそろって史上最高値を更新した。ダウ工業株30種平均(NYダウ)は1%上昇し3万218ドル26セント、S&P500指数は+1.7%の3699.12、ナスダック総合指数は+2.1%の1万2464.23となった。3指数が同時に最高値を更新したのは2018年11月以来のことだ。

1-3番の「カバーストーリー」は「コロナ後の世界が直面する最大の課題と機会」というインタビュー特集だ。バロンズ・ダイジェストでは合計12人の中から3名を選んだ。歴史家のニーアル・ファーガソン氏、ウォール街の伝説的人物であるハワード・マークス氏、そしてヘッジファンドのブリッジウォーター・アソシエイツで上級幹部を務めるカレン・カーニョルタンブール氏だ。各々ビットコイン、雇用減少、パンデミック後の投資業界の主要トレンド等について持論を語っている。

4番「フィーチャー」は民泊仲介サイト大手、エアビーアンドビー<ABNB>の話題。12月9日にナスダック市場で取引が始まる同社は、今年最もホットな新規上場(IPO)案件の一つになるかもしれない。

5番「フィーチャー」は女性の金融リテラシーに関する記事。女性は今や世界の富の32%、米国の個人資産の半分以上を支配している。しかし、大事なお金の決定権については理由が何であれ女性はいまでも時代の流れに取り残されている。男女間のギャップを固定化しているのは複合的な要因であり、これには社会的なものと制度的なものとがあるが、全て取り除く必要がある。

6番「金融」は世界最大の資産運用会社ブラックロック<BLK>だ。コロナ危機で下落した株式市場が急反発する中で、ブラックロックの株価は年間42%上昇した。これは、S&P500指数(14%上昇)や競合の運用会社であるT. ロウ・プライス<TROW>(23%上昇)、インベスコ<IVZ>(1%下落)、フランクリン・リソーシズ<BEN>(12%下落)を大きく上回っている。その同社の今後の行方は?

8番「ETF」はパフォーマンスの良いアクティブ運用ETFを紹介している。2020年は100本を超えるアクティブ運用ETFが登場したが、これは今年投入されたETF総数の約半分を占める。3年前の新規設定本数が50本だったのに比べると大幅な増加だ。記事ではアクティブ運用株式ETFでパフォーマンスの良い少数のファンドを紹介している。

9番「ハイテク」は今週IPO予定の料理宅配会社ドアダッシュ<DASH>。公開価格に基づく評価額は最大370億ドルに上るようだ。これはライドシェアリング大手リフト<LYFT>の時価総額のほぼ3倍であり、レストランチェーンのチポトレ・メキシカン・グリル<CMG>の時価総額と同等だ。

10番は転換社債市場の話題だ。2020年の転換社債市場は、非常に恵まれた状況にあるという。60億ドルを運用する最大の転換社債上場投資信託(ETF)のSPDRブルームバーグ・バークレイズ・コンバーチブル債券ETF<CWB>の年初来リターンは45%だ。2009年以来最高水準で、約15%のS&P500指数や11月末までのリターンが4.2%のジャンク債を上回る。
【編集人】川田 重信
大和證券入社後1986年から米国株式を中心に外国株式の営業活動に従事。ペインウェバー(現UBS)証券を経て2000年にエグゼトラストを設立。神戸大学経営学部卒業 米国ロチェスター大学MBA。

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