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WEEKLYマガジン 2020年12月20日号

来年S&P500指数はさらに10%上昇する可能性がある

The S&P 500 Could Gain Another 10% Next Year, Experts Say

ストラテジストやCIOら10人から2021年の予想を聞く

本誌が選ぶ2021年の上位10銘柄

Our Top 10 Stocks for the New Year

バリュー株を選好、新規選出は8銘柄

ポストコロナに成長が期待されるコムキャスト

Comcast’s Sprawling Business Could Add Up to a Great Reopening Play

テーマパークからスポーツチャンネルまで幅広く事業展開

高騰したビットコインに投資する方法

Bitcoin Has Surged Past $20,000. Here’s How to Get In.

アプリ、ファンドおよびヘッジファンドが利用可能だが、ETFの登場が待たれる

大きく上昇した2020年の次は如何に

The Market Has Seen Big Gains in 2020. Next Year Will Bring New Surprises.

景気回復は確実だが、来年には来年のサプライズがある

2021年のハイテク株の行方を占う

After a Big Year for Tech Stocks, 2021 Looks Very Different

IPOとM&Aは活発化する一方、バリュエーションの割高化を背景にリターンは低下へ

ドラフトキングスとスクエアはアマゾン級の成長を目指す

DraftKings and Square Are Growth Stocks With Ambitions to Be Like Amazon

時価総額で既存企業を上回る

良いニュースは既に株価に織り込まれている

All the Good News Is Already Baked Into Stocks. How to Stay Safe.

コロナ収束期待を反映して株価指数が高値を更新する中、安全な投資戦略を考える

S&Pのテスラ採用によりインデックス・プロバイダーをめぐる論争が再燃

S&P’s Addition of Tesla Revives Indexer Debate

指数採用で需給いびつに

今週の予定

Walmart’s No Tesla, but That Doesn’t Mean It Can’t Try Autonomous Driving

ウォルマートの自動運転試験は次の段階へ

読みどころ

2020年12月20日
マーケット概況
先週の主要株価3指数は木曜日にそろって史上最高値を更新した。12月4日に続いて3指数同時最高値更新だ。週間でもそろって上昇し、ダウ工業株30種平均(NYダウ)は0.4%、S&P500指数は1.3%、ナスダック総合指数は3.0%の上昇となった。

1番「カバーストーリー」は、恒例の来年2021年のS&P500指数の見通しだ。大手銀行や資産運用会社のストラテジストや最高投資責任者(CIO)ら10人に直近でヒアリングしている。米国株は過去最高近辺にあるものの、2021年にもS&P500指数が一層上昇すると予想している。経済が回復し、企業の増益率が高まる一方、政府や中央銀行の積極的な財政・金融刺激は依然として続くとみているためだ。また、物色対象は大型のハイテク企業から金融、資本財などの景気敏感なセクターへも広がる可能性がある。

2番「フィーチャー」では、バロンズが選ぶ、来年期待できる上位10銘柄の紹介だ。本誌は過去11年間にわたり10本の選好銘柄を発表している。2020年の10銘柄のパフォーマンスは、バリュー株への偏りによって残念な結果となった。2019年12月13日以降の平均リターンは、S&P500指数を9%ポイント、アンダーパフォームした。前年2019年の10銘柄はS&P500指数をアウトパフォームしていた。具体的な銘柄は本誌をご覧いただきたいが、今回もバリュー株が多い。

3番「メディア」は、ケーブルテレビ大手コムキャスト<CMCSA>。同社をメディアコングロマリットとして考えると、評価方法はサム・オブ・ザ・パーツ(SOTP)分析により事業ごとに評価を積み上げて企業価値が市場株価をどの程度上回るかを検討すべきだろう。SOTP分析によるとコムキャスト株は、直近の終値51ドルより24%高い63ドルと評価できる。

4番「フィーチャー」はビットコインに関する記事だ。従来型のブローカーの口座を通じてビットコインを直接買いたいと望む投資家にとって、選択肢は依然として限られている。最も重要なこととしてビットコインを対象にした上場投資信託(ETF)がなく、今後数年間も登場しない可能性がある。

5番「米国株式市場」来年のマーケットを展望している。景気が異常に悪かった2020年は株式市場で異常に大きな利益がもたらされた。しかし、異常から平常への回復は失望をもたらす可能性がある。

6番「ハイテク」は、2021年のハイテク株の行方を占っている。2020年はハイテク投資家にとっては素晴らしい年だった。ナスダック総合指数は年初来で46%上昇している。リターンはS&P500指数の3倍だ。半導体株は54%上昇し、クラウドソフトウエア株は71%上昇し、調査会社ルネサンス・キャピタルの新規株式公開(IPO)指数は112%と大幅に上昇した。ハイテク分野では、ほとんどすべての要素がうまく機能したと言える。だが、2021年は全く異なる展開が待っているという。

7番「注目銘柄」は、ドラフトキングス<DKNG>とスクエア<SQ>の企業の成長の可能性を検証している。今年急成長した2社であるオンラインスポーツ賭博のドラフトキングスとモバイル決済サービスのスクエアの経営トップに、「会社はどこまで大きくなれるか」と尋ねた。分かったのは、彼らはアマゾン級の成長を実現する野心を抱いているということだ。

10番は、ウォルマート<WMT>が自動運転トラックの実験を進めているとの話題。ウォルマートは、1年を超える実験を経て、自動運転車のスタートアップ企業Gatik(ガティック)のトラックを用いた試験プログラムを拡大し、アーカンソー州にある配送センターと2マイル先の店舗を結ぶルートの運行を行うと発表した。
【編集人】川田 重信
大和證券入社後1986年から米国株式を中心に外国株式の営業活動に従事。ペインウェバー(現UBS)証券を経て2000年にエグゼトラストを設立。神戸大学経営学部卒業 米国ロチェスター大学MBA。

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