weekly magazine
WEEKLYマガジン 2021年6月27日号
活況の住宅市場から恩恵を受けるローン保険3社
The Housing Market Is Still Hot. That’s Good News for These Three Mortgage Insurers
割安な住宅セクター銘柄を探す
相場上昇で見すごされる配当利回り
Rally Has Led Investors Astray on Yield. Here Are Some Bargains.
配当株ファンドのベテランが好む狙い目銘柄
ETFが対象連動指数を変更する理由
Why an ETF May Change the Index It Tracks—and How to Tell if That’s Good or Bad
指数変更の良し悪しを見極める手がかり
料理宅配業界の未来に投資するならジャスト・イートはいかが?
Just Eat Is an Appetizing Way to Play the Future of Food Delivery
米国のライバルと異なるビジネスモデル
読みどころ
2021年6月27日号
主要指数は大幅に上昇した。特にダウ工業株30種平均と小型株のラッセル2000の上昇が大きかった。ナスダック100は5月17日の週以降で6週間も続伸し、先行していたダウ工業株30種平均を追い上げ、その上昇率は両者拮抗してきた。グロースかバリューかそして大型か小型か。気が付けばどれもこれもが上がっている。
1番「カバーストーリー」は「2021年の優れたCEO30人」だ。Barron’sは2005年から毎年優れたCEOのリストを公表している。選考に当たっては、投資リターンと業績に基づいてスクリーニングを行い、編集者と記者のパネルディスカッションによって決定している。このリストは銘柄選択を意図したものではないが、選ばれたCEOの会社の株価パフォーマンスはS&P500指数を大幅に上回っている。
4番「インタビュー」はJPモルガン・チェース<JPM>の著名アナリスト、ジョイス・チャン氏だ。テーマは米中関係、デジタル化とフィンテックや暗号資産(仮想通貨)への見解だ。また、エネルギー・セクター推奨の理由や、株式の地域的選好、金融政策等多岐にわたる。
5番「コラム」では直近のいくつかの投資テーマに解説を加えている。俎上に上っているのは「インフラ投資計画に合意」、「市場の反応とFRBの動き」、そして「6月の雇用統計」だ。
6番「米国株式市場」の後半では、先週バイデン大統領が発表したインフラ計画について言及している。このインフラ計画についてホワイトハウス発表の資料の最後に「アセットリサイクリング」という専門用語が出てくる。これは「政府が道路や空港、公益事業などのインフラを民間業者に売却・リースしてその収益を利用し、新たな債務を負うことなく新規のインフラ整備事業に資金を投じるもので、連邦や州、自治体で活用できる仕組み」だ。今後、この用語は折に触れて目にするかもしれない。
7番「インカム投資」は、長期的に配当利回りは重要という趣旨の記事だ。直近の上昇相場のように株価上昇が大きい場合は、配当収益の魅力が減退する。それでも年間のトータルリターンが6%から10%のような通常の市場環境に戻れば、配当利回りは重要だと説く。ただし個人的には、配当よりも値上がりのリターンの方がなにかとメリットは大きいと思っている。
8番「ETF」は「ETFが対象連動指数を変更する理由と、その良し悪しを見極める」だ。投資している上場投資信託(ETF)の参照指数が変更になることが時々起こる。その理由とメリットについての解説だ。
主要指数は大幅に上昇した。特にダウ工業株30種平均と小型株のラッセル2000の上昇が大きかった。ナスダック100は5月17日の週以降で6週間も続伸し、先行していたダウ工業株30種平均を追い上げ、その上昇率は両者拮抗してきた。グロースかバリューかそして大型か小型か。気が付けばどれもこれもが上がっている。
1番「カバーストーリー」は「2021年の優れたCEO30人」だ。Barron’sは2005年から毎年優れたCEOのリストを公表している。選考に当たっては、投資リターンと業績に基づいてスクリーニングを行い、編集者と記者のパネルディスカッションによって決定している。このリストは銘柄選択を意図したものではないが、選ばれたCEOの会社の株価パフォーマンスはS&P500指数を大幅に上回っている。
4番「インタビュー」はJPモルガン・チェース<JPM>の著名アナリスト、ジョイス・チャン氏だ。テーマは米中関係、デジタル化とフィンテックや暗号資産(仮想通貨)への見解だ。また、エネルギー・セクター推奨の理由や、株式の地域的選好、金融政策等多岐にわたる。
5番「コラム」では直近のいくつかの投資テーマに解説を加えている。俎上に上っているのは「インフラ投資計画に合意」、「市場の反応とFRBの動き」、そして「6月の雇用統計」だ。
6番「米国株式市場」の後半では、先週バイデン大統領が発表したインフラ計画について言及している。このインフラ計画についてホワイトハウス発表の資料の最後に「アセットリサイクリング」という専門用語が出てくる。これは「政府が道路や空港、公益事業などのインフラを民間業者に売却・リースしてその収益を利用し、新たな債務を負うことなく新規のインフラ整備事業に資金を投じるもので、連邦や州、自治体で活用できる仕組み」だ。今後、この用語は折に触れて目にするかもしれない。
7番「インカム投資」は、長期的に配当利回りは重要という趣旨の記事だ。直近の上昇相場のように株価上昇が大きい場合は、配当収益の魅力が減退する。それでも年間のトータルリターンが6%から10%のような通常の市場環境に戻れば、配当利回りは重要だと説く。ただし個人的には、配当よりも値上がりのリターンの方がなにかとメリットは大きいと思っている。
8番「ETF」は「ETFが対象連動指数を変更する理由と、その良し悪しを見極める」だ。投資している上場投資信託(ETF)の参照指数が変更になることが時々起こる。その理由とメリットについての解説だ。
- 【編集人】川田 重信
- 大和證券入社後1986年から米国株式を中心に外国株式の営業活動に従事。ペインウェバー(現UBS)証券を経て2000年にエグゼトラストを設立。神戸大学経営学部卒業 米国ロチェスター大学MBA。