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WEEKLYマガジン 2021年8月29日号

中国株の投資機会を探る

Where to Find Opportunities in China’s Stock Market

他人が恐れる時こそ貪欲に

「ハイブリッド会議」が新常態に

‘Hybrid Meetings’ Will Become the Norm.

プラントロニクスに注目

株式市場は割高

The Stock Market Is Pricey. 6 Stocks This Fund Manager Likes Now.

ルーソルド・グループのダグ・ラムジー氏に聞く

米上場銘柄に高まるリスク、中国株の買い方は?

How to Buy Chinese Stocks Now That U.S.-Listed Shares Have Become Risky

本土上場A株、香港上場H株、ETFも選択肢

米住宅市場の波とアメリカンドリーム

Housing Booms and Busts, and the Building of the American Dream

歴史が示唆すること

PCブームに支えられたHPとデルの株式は魅力的

Buoyed by the PC Boom, HP Inc. and Dell Look Attractive...and Cheap

コロナ流行で再評価、部品供給不足が足かせ

パウエル議長講演に新味なしも株価上昇

The Stock Market Likes What it Hears as Powell Says Little New

経済指標は堅調、物色対象に変化

キャピタル・グループ、アクティブ型ETFに進出

New ETFs From American Funds Will Complement Existing Offerings

投資家にとっては朗報

ESGに配慮したエクイティ・インカム投資

ESG Is a Small Consideration for Equity Income Funds. That’s Starting to Change

配当重視の株式投資の将来像

今週の予定

When It Comes to Valuing Robinhood, Analysts Are All Over the Map

アナリストによるロビンフッドの評価はまちまち

読みどころ

2021年8月29日
先週、S&P500指数は1.5%高の4509.37、ナスダック総合株価指数は2.8%高の1万5129.50となり、両指数とも史上最高値で引けた。ダウ工業株30種平均は1.0%高の3万5455ドル80セント、小型株のラッセル2000指数は5.1%高の2277.15で週末を迎えた。S&P500指数は水曜日までの3連騰で史上最高値を更新した後にいったん売られたが、金曜日に反発して節目の4500を初めて上回った。

1番「カバーストーリー」は「中国株の投資機会を探る」だ。この1年は中国株の投資家にとって厳しかったが、長期志向の投資家は中国の経済規模、人口、革新的な企業を無視できない。この記事では、まずリスクを理解し、次に、二つのアプローチとしてミューチュアルファンドを通じて比較的小規模な企業へ投資する方法と、中国最大クラスの企業に投資するタイミングをうまく見計らう方法を紹介している。米国人は日本人と違い、中国株投資への関心が高いことがよく分かる記事だ。

2番「注目銘柄」は「『ハイブリッド会議』が新常態に」だ。会議室用製品とオフィス用ヘッドセットを製造する音響機器メーカーのプラントロニクス<POLY>の株価は、3年前に失敗した合併の余波で非常に割安になっている。この記事では、部品不足が解消し、サプライチェーン(供給網)の問題の軽減によって粗利益率が上昇すれば、バリュエーションが小幅に上昇しただけでも株価は50%上昇する可能性があるとしている。

3番「インタビュー」は、投資・調査会社のルーソルド・グループで最高投資責任者(CIO)を務めるダグ・ラムジー氏へのインタビューだ。広範なマクロ経済調査を統括し、ファンドの共同マネジャーでもある同氏は、現在のS&P500指数構成銘柄のバリュエーションの中央値は過去最高で、株価上昇がインフレの一因になっていると分析する。選好する6銘柄を、投資銀行、半導体製造装置関連、住宅メーカーから紹介している。

4番「フィーチャー」は「米上場銘柄に高まるリスク、中国株の買い方は?」だ。米国で購入投資可能な中国株のほとんどは、米国預託証券(ADR)として取引されている。機関投資家は保有する銘柄の多くを、H株と呼ばれる香港上場株、またはA株として知られる上海や深圳上場株に入れ替えたが、中国株ADRの規制リスクを懸念する投資家はこれに続くべきだと書いている。個別中国株の直接保有を望まない投資家も、A株やH株を中心に投資する上場投資信託(ETF)を通じて中国株へのアクセスが可能だ。

7番「米国株式市場」は、後半で投資家の物色対象の変化に触れている。先週はロックダウン(都市封鎖)関連銘柄の物色が一巡し、エネルギー、銀行関連銘柄の週間上昇率が高かった。2021年第1四半期に見られた「経済再開」関連銘柄物色の第2幕となるかもしれないが、景気減速が明らかになる頃には、こうした銘柄はすでに上昇しているだろうと解説している。

10番「経済スケジュール」のコラムは「アナリストによるロビンフッドの評価はまちまち」だ。大方のアナリストは、株取引アプリを運営するロビンフッド・マーケッツ<HOOD>は、株や暗号資産(仮想通貨)の取引に大きな影響を与えていると捉えている。ただし、同社のビジネスモデルに対する懸念や規制リスクのほか、ロビンフッドを使って売買する機関投資家が少ないことを指摘するコメントを紹介している。
【編集人】川田 重信
大和證券入社後1986年から米国株式を中心に外国株式の営業活動に従事。ペインウェバー(現UBS)証券を経て2000年にエグゼトラストを設立。神戸大学経営学部卒業 米国ロチェスター大学MBA。

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