weekly magazine

WEEKLYマガジン 2021年9月12日号

リモートワーカーが住宅市場に与える影響

Remote Workers Are on the Move. What It Means for the Housing Market.

供給不足と都市部からの人口流入で価格高騰

経済学者が考える退職後の正しい生活設計

This Economist Says Most Retirement Planning Is Wrong

ファイナンシャルプランナーは間違っている

成長に投資できる珍しい銀行

Here’s a Rare Bank Stock That’s a Play on Growth

SVBファイナンシャル・グループに注目

引退前にお試し期間

Pandemic Have You Thinking of Retirement? Try It On First.

増えつつある段階的退職

米同時テロから20年、財政上の深まる傷

Two Decades After 9/11, Fiscal Wounds Run Deep Too

巨額に膨らむ公的債務

株式市場の警戒信号に注意

The Stock Market Is on Correction Watch

割高感と時間の経過以外のきっかけ必要

S&P500指数は反落するか

The S&P500 is Looking Vulnerable

ウォール街は上昇トレンドの転換を予想

シスコに対する強気見通しが浮上

Cisco Is On a Roll. It’s Make or Break Time for the Stock

アナリスト説明会で株価上昇も

ビットコインETF、SECが方針決定か

In the Battle for Bitcoin ETFs, the SEC Appears to Pick a Side

ゲンスラー委員長は先物ETFに理解

今週の予定

Auto Makers Scramble to Build EV Batteries.

自動車各社、自前の電池生産に多額の投資

読みどころ

2021年9月12日号
今週のカバー記事は「リモートワーカーが住宅市場に与える影響」だ。今回の新型コロナ危機で働き方が相当柔軟になっている。リモートワークはまさにその変化を反映したものだ。その影響で、米国全土で新たな移住者が、人口の増大している中規模の都市に集まる傾向があるという。その結果、その土地の住宅が高騰している。米国人の土地へのこだわり方は日本人とは違うなと、こういう記事を読むたびにいつもそう思う。

2番のインタビュー記事では経済学者に退職後の正しい生活設計を尋ねている。ほとんどのファイナンシャルプランナーは顧客に間違ったことを教えているというのだが、なにがどう間違っているのか?

3番は革新的なハイテク・スタートアップ企業と、そこでスーパーリッチになった資産家を顧客にするSVBファイナンシャル・グループ<SIVB>の推奨記事だ。今年は上半期に上場したハイテクとヘルスケア企業の3分の2が同行の顧客だという。

4番は、退職前に仕事のペースを落としながらも会社に関与し続ける準備期間を設けることが労使双方に都合が良いという記事。日本でも終身雇用が前提の大企業はこうではないか?私には無関係だが。

5番は9.11から20年の節目を記念した記事で、その後の財政への影響に言及している。先週、同時多発テロから20年の節目を迎えた。あれほどの大惨事を金融緩和で乗り越え、経済は復活したが、その後再度の金融危機に見舞われた。過去20年の金融政策の功罪を振り返る。

7番は300暦日以上も5%調整がないS&P500指数の行方を占っている。直近、モルガン・スタンレーのウエルスマネジメント部門やビーオブエー・セキュリティーズがマーケットの調整の可能性を公表している。

8番の注目銘柄は、15日にアナリスト説明会を開催するシスコシステムズ<CSCO>に強気の見通しが浮上しているとの記事。

9番はビットコインETFを採り上げ、10番のコラムは2030年までに車載電池に140億ドルを投じる計画を発表したトヨタ自動車<7203>について。
【編集人】川田 重信
大和證券入社後1986年から米国株式を中心に外国株式の営業活動に従事。ペインウェバー(現UBS)証券を経て2000年にエグゼトラストを設立。神戸大学経営学部卒業 米国ロチェスター大学MBA。

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